こんにちは。センバクです。
2019年の終わりごろから、プログラミング言語で絵を描く、”クリエイティブコーディング”、または ”ジェネラティブアート” と呼ばれる活動をしています。
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昨年CCBTにて未来提案型キャンプに参加した御縁で、2/2(金)~2/18(日)まで、恵比寿映像祭にて、作品「Daily ladders」を上映させていただける機会に恵まれました。野外に設置された4m四方のサイネージにて、ジェネラティブアートのトッププレーヤーたちと並んで上映されました。
ご覧くださったみなさん、ありがとうございました。
開催概要
恵比寿映像祭2024 オフサイト展示
「Poems in Code−ジェネラティブ・アートの現在/プログラミングで生成される映像」
会期:2024年2月2日(金)~2月18日(日)10:00-20:00(最終日は18:00まで)
※月曜休館〈ただし12日(月・振休)は開館し、13日(火)休館〉
会場:恵比寿ガーデンプレイス センター広場 料金:無料
↓上映スケジュールは以下です。センバクの作品は、[C]の時間帯に上映されました。
上映スケジュール及び概要文はCCBTwebサイトより(https://ccbt.rekibun.or.jp/events/poemsincode)
作品について
4つのシーンからなる、3分25秒の映像作品です。
すべてのシーンを、コードで、JavaScriptのライブラリであるp5.jsで書いています。
私はクリエーティブコーディングをはじめて、毎日コツコツ制作する人が、どんどん遠くまで行ける、ということを体感しました。そのように、人々が月に向かって、それぞれのできることを積み重ねていったら、きっと月に行けるんだ、という作品を目指しました。
シーン1 : それぞれのできること
自分のできること、すること、それは明らかに何処かに行くための梯子の姿をしているものも、そうでないものもあります。
シーン2: 積み上げる
それぞれの場所で、「できること」を少しずつ積み上げていく。
シーン3: 日々積み重ねて
どんどん、高く、遠くに届くようになっていきます。
シーン4: 月にとどく
はじめは見えなかった月、目標や、思いもしなかったゴールにたどり着きます。
制作メモ
恵比寿映像祭の今年のテーマが “月へ行く30の方法”そして、このサイネージでの展示のテーマが”Poems in Code” なので、そのテーマと、恵比寿という場所、そしてサイネージというメディア、この4つの要素からアイデアを考えていきました。
恵比寿には、かつて、”ビールを運び出すために場内に敷かれた引込線”があった(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%B5%E6%AF%94%E5%AF%BF%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%B9) という線路のイメージが、梯子の形もイメージさせました。
また、コードを各活動って自分にとってどんなことだろう、と考える中で、「毎日コツコツ作品を作っている人が遠くに行ける」という実感に思い至りました。
「少しずつ積み上げる」そして「梯子」そこからイメージを膨らませたのが今回の作品になります。
わたしもコードで絵を書くようになって、ずいぶん遠くに来られたと思っています。
もっともっと遠くまで行きたい!
他の方の上映作品もめちゃくちゃすごい方々のめちゃくちゃ素敵な作品ばかりでした!
このような機会をいただけたことに感謝しております。