この作品は、熱くて湿度の高い夜に空を一杯にする、花火をイメージしたものです。大きい画面で見ると、もう少し花火同士の間隔が空いて、きれいです。
ことしは花火大会も中止ということで、本当の花火を見ることができるのは先になりそうです。あの胸がギュッとなる美しさ、見たいなあ。そんなことを考えながら作りました。
また、このデジタルな花火もどきを見ていて思い出したのがアクアリウム展。まいとし花火の時期に、たくさんの金魚が花火や夏のイメージを映したモニターの前で泳ぐものですが、美しいとも不自然とも言えない不思議な印象に、胸がざわざわします。
そんなアクアリウム展、小規模ながらこの作品で再現できるかしら、とおもいやってみました。水槽の裏にiPadおいただけなんですけどね。なかなか雰囲気が出ました。
水槽の後ろにiPadを置いて、アクアリウム展ごっこしてみた。アカヒレびっくり。#p5js #creativecoding pic.twitter.com/uNRan8C78c
— センバク (@senbaku) July 12, 2020
codeで書いた作品を、パソコンで表示するだけじゃなく、こうやって現実と混ぜていくの、とてもわくわくした気持ちになります。もしかしたらインタラクティブアート方面に歩みを進めていくのがいいのかもしれないなあ、と思ったりしました。