トマトとウィンナーのパスタと本

今日の気まぐれパスタ。

 昨日読み返していた『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』(キャスリーン・フリン著)に感化され、冷蔵庫の残り物でささっとパスタを作る、に挑戦。
 唐辛子とオイル、ニンニクさえあればペペロンチーノになる。冷凍のウィンナー、ブロッコリー、そしてたまたまあった、滅多に冷蔵庫に入っていないスペシャルメンバー・トマト。余り物としては最高の面々。炒めて少し煮込んで、ソースの完成。生トマトはフレッシュ感が出てとても美味しかった。

 美味しいものができると、楽しい。

 なぜダメ女教室を読み返していたかというと、最近少し料理へのモチベーションが下がってきたからだ。そういう時私は大体このダメ女教室か、『たすかる料理』 (按田 優子著)か、『ひと月9000円の快食生活』(魚柄仁之助著)を読む。どれも主はエッセイ。読んでいるとうずうずと、料理をしたくなってくる。というか、料理というシステムをいい感じにしたくなる。私は何か試したくなると居ても立っても居られないのだ。気がつくとパンをこねたり、買い物に出たり、鍋で何か煮たりしている。

 ここ一年以上続いているクリエイティブコーディングに関しては、「楽しくてなんだかよくわからないけど、毎日やっている」という感じで、続ける秘訣もへったくれも実は無いのが真実だが、料理や家事にはモチベーション管理が必要になってくると感じている。趣味にはある "やらなくてもいい" という気楽さがそこにはないからである。家族の誰かが食事を企画しないといけないのである。(適当に買ってくる、にしても買うという決断が必要である。モチベーションが地に落ちるとそれだって大変なのだ。そういう時に出前とか、何食べるか選べなくてもう無理…。)

 やらなくちゃいけないことを、試してみたいことに変換してくれる本が、私にとって最高のモチベーション管理ツールである(のね、と今この文章を書きながら気づきました。)

 この3冊、癖があってハマらない人もいるとは思いますが、ご飯のお供にぜひいかがですか?

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